DANCING THROUGH TIME ー時代を超えて舞い描くー
exhibition
渡邉敬介展覧会2021年12月6 〜10
& event
12月4日
秋月夜の上賀茂神社で
雷(いかづち)の如き!迫真のライブパフォーマンス
新月の夜、世界文化遺産上賀茂神社の馬場殿を舞台に、4人の表現者がジャンルを超えて創り出す唯一無二のライブパフォーマンスが開催されます。
夕暮れ時の神聖な空間にチェロの音色を響かせるのは、今年90歳を迎えてなお精力的に活動するチェリスト・山口椿。その豊かな調べにのせて、観世流シテ方能楽師・河村晴久が世阿弥の能「融」(とおる)を演じます。華やかな時代を偲ぶ「融大臣」を演じるその姿は、優美でいて深い哀愁を感じさせ、観客を幽玄な世界へと誘います。
そして非日常なひと時を打ち破るように、生命力を爆発させるのがダンサー・Asami。全身から情熱がほとばしるようなダンスは、「融」の世界観との対比を際立たせ、表現者たちが響き合い1つのものを創り出すプロセスを愉しませてくれます。さらに、響き合うその姿を息遣いまで捉え、画家・渡邉啓介がライブで描き再現。12メートルもの長尺巻物に、ダイナミックな筆運びで描き出し、パフォーマンスは完結します。
太古の昔、雷鳴が轟き一本の矢が降ってきたことを起源とし、賀茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)をご祭神に祀る上賀茂神社で、雷の如き迫真のパフォーマンスを体感してください。誰もが抱く「想像を超えた世界への欲求」を満たす、一夜限りの舞台です。
なお、本公演で描かれる渡邉敬介の作品は、長尺巻物として12月6日~10日の期間に上賀茂神社の庁屋にて展示されます。
新月の夜に起きたドラマティックな舞台の再現を体感ください。
*本公演並びに展覧会は文化庁より「ARTS for the future」助成事業の支援公演、展覧会として選出いただきました。
渡邉敬介:現代アーティスト
京都在住、画家。長年培った音楽を画作の基礎に現場で描くことを主眼とする。青木繁記念大賞展優秀賞、北京中央美術学院個展 (国際交流基金助成)、ニューヨーク、ケルン、銀座でも個展、オーストリア留学。英国アートレジデンス招聘。アデレード(豪)、アビニヨン(仏)で全長100mの東北震災画展示。舞踊家ピナ・バウシュに招かれブッパタール(独)で1ヵ月リハーサルを描く。チベット、ペルー他各地制作。画集4冊刊。
河村晴久:能楽師観世流シテ方
1956年、京都生まれ。
父河村晴夫の教えを受け3歳にて初舞台。
13世林喜右衛門師に師事。
重要無形文化財「能楽」総合認定保持者。
同志社大学大学院修了、同志社大学客員教授等歴任。
ハーバード大学やユネスコ本部など海外での英語講演は50回を越える。
2005年度文化庁文化交流使。
2020年度京都府文化賞功労賞を受賞。
六百年を超える能の精神性を体現すべく舞台に励み、また次世代に伝えるため様々な試みに取組んでいる。
「融 撮影 両角昭男」
山口椿:チェロ
1931年東京神田三崎町生まれ
M・マレシャル、A・ナヴァラ両氏にチェロを学ぶ。
シエナのキジ・サラチー二宮でのプロデュースとディレクションはS・リファール、G・ジャンメールなどに及んだ。帰朝してから自作の演劇「ロベルトは今夜」でこれも自作の「数列の音楽」を奏でていたら学者の植島啓司氏に見いだされ時の人となる。テレビ朝日「プレステージ」で自作の「プログレッション」を奏でると「・・・・なんと哲学的な」と評された。
共演者は三枝成彰(作曲)、J・ソルト(詩)などジャンルを超えて多岐に渡る。
Asami:ダンス
2009年 ベリーダンスと出会い、アラブ音楽と共に、深く美しく表現される芸術に魅了される。
心を解放し、自分らしさを自由に表現する踊りを大切にしている。
ベリーダンスの素晴らしさを伝えるため、クラスを開講、京都を中心にショーやイベントにも出演している。
2019年度Oneness International Oriental Dance Festival Japan オリジナルドラムソロ・プロ部門 優勝。
VENUE
パフォーマンス : 京都・世界文化遺産「上賀茂神社」:「馬場殿」(ばばどの)
展覧会 : 京都・世界文化遺産「上賀茂神社」: 庁屋(ちょうや)